用語集
2級ボイラー技士免許試験 の重要用語
試験で問われる110の重要用語を、意味・試験での問われ方・覚え方つきで整理しました。「〇〇とは?」がすぐ分かります。
用語一覧(110語)
蒸気の噴射エネルギーを利用して水を吸い上げ、ボイラーへ押し込む給水装置。→蒸気ノズルで水に運動エネルギーを与える。動力は不要だが給水温度が高いと作動しにくい。可視範囲の最下部が、ボイラーの安全低水面と一致するように取り付ける。→安全低水面はこれ以下に下げてはならない水位。水面計下端がそこに来る。圧力で変形しやすい平らな部分を補強し、板のふくらみや破損を防ぐために棒や管で支える。→平板は球面より圧力に弱いため、棒ステー・管ステー・ガセットステー等で板同士を連結し強度を確保する。断面が扁平な湾曲管に圧力が加わると管が伸びようとし、その変位を歯車で拡大し指針で示す。→蒸気が直接管に入らぬよう、サイホン管に水を満たして取り付ける。1気圧・100℃の飽和水を蒸発させた場合に換算した1時間当たりの蒸発量。→実際蒸発量に(発生蒸気の比エンタルピ−給水比エンタルピ)を乗じ、2257kJ/kgで除して求める。全供給熱量(燃料発熱量×燃料消費量)に対する、蒸気に与えた有効熱量の割合。→効率=発生蒸気の吸収熱量÷(発熱量×燃料使用量)×100。排ガス損失などが小さいほど高くなる。保有水量が多く負荷変動でも圧力が安定するが、起動に時間がかかり破裂時の被害が大きい。→大量の水を保有し熱容量が大きいので蒸気圧が変動しにくい反面、始動が遅く高圧大容量には不向き。ボイラーの蒸気取出し口に付け、発生蒸気の送り出しと停止を行う元弁。→アングル弁や玉形弁が使われ、蒸気主管の元栓として開閉し送気を制御する。他の条件が同じなら、伝熱面積が大きいほど蒸発量(能力)は大きくなる。→伝熱面積は燃焼ガス側で測る火気に触れる面積。面積が大きいほど多くの熱を水に伝え蒸発量が増す。低水位燃料遮断装置→水位検出器が安全低水面近くまでの低下を検知すると、バーナーへの燃料供給を自動遮断する。警報→給水→遮断と続く多重防護の最後の砦で、空だき(伝…弁が全開して弁座口径いっぱいに蒸気を噴出させるため、同じ口径でも吹出し量が多い。→揚程式はリフトが小さく流路が絞られるが、全量式は弁座喉部で流量が決まり大量に排出できる。管内にたまった水で高温蒸気が計器内部に直接入るのを防ぎ、熱から計器を守るため。→感圧部に高温蒸気が直接触れると誤差や損傷が生じるので、U字状のサイホン管に水を満たして遮断する。1個を最高使用圧力以下、他の1個を最高使用圧力の1.03倍以下に調整してよい。→数値1.03倍が頻出。過熱器用安全弁は本体の安全弁より先に作動させる。エコノマイザ→捨てていた排ガスの熱で給水を温め、燃料消費を節約してボイラー効率を高める。設置すると通風抵抗が増し、燃料に硫黄分があると低温腐食が起きやすい…オンオフ式は水位で給水を発停し、連続式は水位に応じ給水量を連続的に増減する。→単要素は水位のみ、二要素・三要素式は蒸気流量や給水流量も検出して連続制御する。浮子(フロート)が水位に応じて上下し、その動きで電気接点を開閉して給水制御や警報を行う。→マクドネル式が代表で、フロートの浮力で連動する接点により低水位警報や燃焼遮断を作動させる。細い水管群で伝熱面積を大きくでき、高圧・大容量に適し蒸気発生が速い。保有水量は少ない。→丸ボイラーは保有水量が多く圧力変動に強いが起蒸気は遅い。特徴が逆なので混同注意。熱による伸縮を波形部が吸収し、外圧に対する強度も高められる。ただし製作が難しく通風抵抗は大きい。→炉筒は加熱で軸方向に伸びるため波形にして伸縮を逃がし、同時に断面剛性を上げて圧壊を防ぐ。高圧蒸気を使用先で必要な低い圧力に下げ、二次側圧力を一定に保つため。→一次側圧力が変動しても二次側を設定圧力に自動調整する。ダイヤフラム式などがある。配管や機器にたまった凝縮水(ドレン)を自動的に排出し、蒸気は逃がさないようにする装置。→復水をためると水撃や熱効率低下を招くため、バケット式やディスク式トラップで復水だけを排出する。排ガスの余熱で燃焼用空気を加熱し、燃焼効率とボイラー効率を高める。→予熱空気で着火・燃焼が良くなり排ガス温度が下がる。低温部での低温腐食に注意する。案内羽根(ディフューザ)付きの遠心ポンプで、羽根車を多段にして高い揚程を得る。→渦巻ポンプは案内羽根がなく低圧向き。案内羽根の有無が識別点。逆止め弁→給水管には給水弁と逆止め弁を直列に設け、給水弁をボイラーに近い側に取り付ける(修理時にボイラー側を締め切れるようにするため)。取付順序が頻出…ボイラーに近い側を給水弁、その先(遠い側)を逆止め弁として取り付ける。→逆止め弁で蒸気やボイラー水の逆流を防ぎ、給水弁で給水量を加減する役割分担にする。ボイラー水の不純物濃度を一定に保つため、絞り弁で少量ずつ連続して水を排出する。→間欠吹出しと異なり運転中に連続排出し、濃度上昇によるキャリオーバやスケールを防ぐ。排出熱の回収も可能。飽和蒸気をさらに加熱し、湿り気のない過熱蒸気を作る。熱効率向上と蒸気輸送の損失低減に役立つ。→給水を加熱する装置とは役割が異なり、過熱器は蒸気側を加熱する。セクションを継ぎ合わせた組立式で、主に低圧の暖房用蒸気・温水に使い、高圧・大容量には使えない。→鋳鉄は耐圧性・熱衝撃に弱く低圧に制限されるが、分割搬入でき据付が容易。暖房用に多用される。半球形が最も強く、次いで半楕円体形、皿形の順で、平形が最も弱い。→皿形はすみの丸み半径の大小で強度が変わる。強度の順序を混同しやすい。熱が伝わりにくくなって効率が落ち、伝熱面が過熱して膨出・破裂やき損の原因になる。→スケールは熱伝導率が鋼の数十分の一で、局部過熱を招き材料強度を低下させる。給水処理で防ぐ。時間をかけてゆっくり昇圧する。急激な昇圧は不同膨張による割れや漏れを招く。→厚肉部や鋳鉄製でひずみが出やすい。昇圧中にマンホール等の増締めも行う。弱アルカリ性(おおむねpH11前後)に保ち、鋼材の腐食を抑える。→酸性では腐食、強アルカリでは苛性ぜい化のおそれがあるため、清缶剤でpHを適正な弱アルカリに調整する。溶解物が濃くなり、スケールやスラッジ、キャリオーバや腐食を起こしやすくなる。→蒸発で不純物が残り濃度が上がる。吹出し(ブロー)で濃度を下げ一定範囲に保つ。長期は水を抜き乾燥剤で防湿する乾燥保存法、短期ですぐ使える状態に保つ場合は満水保存法。→満水保存は薬剤で水をアルカリ性に保持する。凍結の恐れがあるときは満水保存は不可。スートブロー→すすは伝熱を妨げ排ガス温度上昇・効率低下を招くため、運転中に吹き払って伝熱を回復させる。最大負荷の少し手前で行い、ドレンを十分抜いてから、燃…ただちに給水しない(急給水の禁止)→過熱した伝熱面に冷たい給水が触れると、急冷収縮で割れ・破裂を助長するおそれがある。燃料遮断・炉内換気の後、自然に冷却させてから原因を調査する…圧力調節器が設定上限で燃焼を弱め/停止し、下限で燃焼を増やし/再点火する。→オンオフ式や比例式があり、圧力スイッチや圧力調節器で燃料量を加減して圧力を保つ。たき始めや圧力が上がってきたときに、コックを操作して指針が正しく戻るか確認する。→指針の戻りや振れで故障を判断し、サイホン管の水の有無やコックの向きも点検。予備計とも照合する。蒸気とともに水分が運び出される現象。高水位・急激な負荷変動・不純物濃度過大などが原因。→水気立ちのプライミングと泡立ちのホーミングを含む。水位低下や水撃を招く。たき始めや、水位の動きが鈍いなど異常が疑われるときに行う。→コックを開閉し連絡管の詰まりがないか確認する。2組の水面計の水位が一致するかも点検する。直ちに燃料弁を閉じ、炉内とダクトを十分に換気して未燃ガスを排出してから再点火する。→着火遅れで炉内に燃料がたまると再点火時に爆発する恐れがあるため、必ず換気してやり直す。軟化剤・pH調整剤・脱酸素剤・スラッジ調整剤など、目的別の薬剤がある。→軟化剤は硬度成分を不溶化、脱酸素剤は溶存酸素を除去し、腐食やスケールを防ぐ。膨張した温水や圧力を常に大気へ逃がすためで、弁で閉じると異常圧力で破裂する危険がある。→逃がし管は開放式膨張タンクへ通じ、加熱で膨張する水を安全に逃がす。締切りは厳禁が原則。ファンで十分に換気(プレパージ)し、炉内や煙道に残る未燃ガスを排出してから点火する。→換気不足はガス爆発の原因。点火後(消火後)の換気はポストパージという。火炎検出器→フレームアイ(光電式)やフレームロッド(火炎の導電性利用)が失火を検出すると、燃料弁を即座に閉じて未燃ガスの炉内爆発を防ぐ。燃焼安全装置の「…水に溶けた酸素(溶存酸素)などのガスを除き、腐食(孔食)を防ぐため。→加熱脱気や真空脱気、脱酸素剤で酸素を除く。溶存酸素は鋼を局部的に腐食させる。給水中のカルシウム・マグネシウム(硬度成分)を樹脂でナトリウムと交換して除く。→硬度成分を除きスケール生成を防ぐ。樹脂は食塩水で再生して繰り返し使える。点火時期の遅れ、通風不足、点火前の換気不足、燃料先行など、炉内圧が乱れたときに炎が吹き返す。→火炎が焚き口から手前へ吹き出す現象で、プレパージ不足や急な燃料増が誘因。負傷の危険がある。急開弁を先に全開し、次に漸開弁で吹出す。閉じるときは漸開弁を先に、最後に急開弁を閉じる。→元弁(急開弁)側を最後に締め切る。1人で2缶以上を同時吹出しするのは禁止。硫黄酸化物(SOx)、ばいじん(すす等)、窒素酸化物(NOx)など。→燃料中の硫黄がSOxに、不完全燃焼ですすが出る。集じん・脱硫や良質燃料で低減する。高温部に付着して溶融し、過熱器など高温金属面を侵す高温腐食(バナジウムアタック)を起こす。→重油灰中のバナジウム化合物は低融点で溶け、金属表面の酸化皮膜を破壊する。高温部の材料選定等で防ぐ。一次空気は噴霧・気化や着火のため、二次空気は火炎周囲で完全燃焼を仕上げる空気。→バーナで燃料と初期混合するのが一次空気、その後に供給し燃え残りをなくすのが二次空気。一酸化炭素(CO)→空気不足や燃料と空気の混合不良で発生する。無色無臭のため中毒に気づきにくく、すすと共に未燃分の熱損失も増える。対策は適正な空気比と通風の確保…低酸素(低空気比)燃焼、二段燃焼、排ガス再循環、低NOxバーナの使用など。→高温と過剰酸素でNOxが増えるため、燃焼温度を下げ酸素を絞る工夫で発生を抑える。油を微細な霧状にして空気との接触面積を大きくし、蒸発・混合を促して完全燃焼させるため。→圧力噴霧式・蒸気噴霧式・回転式などで微粒化する。粒が細かいほど短時間で燃え、すすの発生を抑える。燃料を加熱し、生じた可燃性蒸気が点火源で瞬間的に燃え出す最低の温度。→着火温度(発火点)は点火源なしで自然発火する温度で、引火点より高い。空気との混合が容易で少ない過剰空気で完全燃焼でき、すすが少なくクリーン。点火・消火も容易。→反面、漏れると爆発の危険が大きく、単位体積当たりの発熱量は小さい。可燃物(燃料)、酸素(空気)、点火源(温度)の三つがそろうこと。→どれか一つ欠けても燃焼は起こらず、良い燃焼には適量の空気・十分な温度・燃料と空気の混合が要る。燃焼室の単位容積・単位時間当たりの発生熱量で、燃焼の強さの目安。→値が大きいほど小さな炉で多く燃やす。過大だと不完全燃焼や局部過熱を招きやすい。理論空気量→実際の燃焼ではこれより多い空気(過剰空気)を加える。実際空気量÷理論空気量を空気比といい、液体燃料でおよそ1.2前後。空気不足は一酸化炭素と…燃料を完全に燃やすのに理論上必要な最小限の空気量のこと。→実際の完全燃焼には理論量より多い過剰空気が要る。過剰すぎると排ガス量が増え熱損失が大きくなる。火源がなくても空気中で加熱するだけで自然に燃え出す最低温度のこと。→引火点は火源で引火する温度だが、発火点は火源なしで自発的に発火する温度で、両者は別物。燃焼で生じた硫黄酸化物が排ガス中の水分と反応して硫酸となり、低温部を腐食させる(低温腐食)。→排ガスが露点以下になる低温部で硫酸が凝縮し腐食する。ガス温度を露点以上に保って防ぐ。実際に供給した空気量を、燃焼に必要な理論量で割った値で、通常1より大きい。→大きすぎると排ガス損失が増え、小さすぎると不完全燃焼。燃料ごとに適正値がある。平衡通風。押込ファンで空気を送り、誘引ファンで燃焼ガスを吸い出し、炉内をほぼ大気圧に保つ。→押込通風だけなら炉内は正圧、誘引通風だけなら負圧。平衡はその中間で安定する。加熱して粘度を下げ、噴霧・霧化しやすくする。適正な油温に予熱してから噴霧する。→加熱不足は霧化不良ですす発生、過加熱は噴霧異常(ベーパロック)を招く。燃焼で生じた水蒸気の潜熱を含むのが高発熱量、差し引いたのが低発熱量。差は燃料の水分と水素分による。→高発熱量=総(高位)発熱量、低発熱量=真(低位)発熱量。効率計算は低発熱量基準が多い。(通常の)ボイラー・小型ボイラー・簡易ボイラーに区分され、規制の程度が異なる。→小さいものほど規制が緩い。簡易ボイラーは検査証不要、小型は手続が簡略化される。出入口は原則として二以上設ける。ただし避難に支障がない小規模等では一つでよい場合がある。→火災など緊急時の避難を確保する規定で、通路を障害物でふさがないことも求められる。ボイラー検査証を、所轄労働基準監督署長に返還する。→廃止すると検査証は効力を失う。再び使う場合は改めて使用検査を受ける必要がある。特級・1級・2級の3種で、扱えるボイラーの伝熱面積の範囲が区分ごとに異なる。→2級は伝熱面積の小さいものまで、1級・特級と上がるほど大きなボイラーを取扱・管理できる。伝熱面積の合計が25m²未満のボイラーについて取扱作業主任者に選任できる。→面積で級が決まる。25未満は2級、500未満は1級、500以上は特級が主任者となる。ボイラー本体・煙道の外側0.15m以内にある可燃物は、金属以外の不燃性材料で被覆しなければならない。→高温部からの着火を防ぐ規定。可燃物を金属以外の断熱材で被覆する場合の扱いなども定められている。最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下の目盛をもつものとする。→指針が中間付近で作動し、過大な圧力も読めるようにするための規定。見やすい位置に取り付ける。あらかじめ変更届を提出し、変更後に変更検査を受けて合格する必要がある。→胴・鏡板・炉筒・付属設備など所定部分の変更が対象で、届出と検査の両方が要る。原則として二個以上取り付けるが、伝熱面積50m²以下のボイラーでは一個でよい。→過圧を確実に逃がすため複数設置が原則で、所定の伝熱面積以下では一個に緩和される。1か月以内ごとに1回、定期に自主検査を行い、結果を記録して3年間保存する。→1か月を超えて使用しない休止中は不要。項目は本体・燃焼装置・自動制御装置等。原則1.2m以上とする。ただし安全弁など附属品の検査・取扱いに支障がなければこの限りでない。→本体外壁から壁・配管までは0.45m以上も併せて頻出の数値。性能検査→登録性能検査機関等が行い、合格すると検査証が原則1年更新される。設置時の落成検査、輸入時等の使用検査、休止後の使用再開検査と役割を区別して覚…据付基礎・ボイラー室・配管など据付の状況を検査し、合格して使用できる。→設置届を出し構造検査等に合格したボイラーの据付完了後、所轄署が行う検査である。実際の伝熱面積に1/10を乗じて算入→例えば伝熱面積200m²の貫流ボイラーは20m²として扱う。このため二級ボイラー技士(25m²未満)でも取扱作業主任者になれる場合がある。廃…低酸素(低空気比)燃焼/燃焼温度を下げる/二段燃焼/排ガス再循環/濃淡燃焼・低NOxバーナの採用→NOxは高温・高酸素濃度ほど生成しやすい(サーマルNOx)。伝熱を妨げボイラー効率を低下させる/伝熱面を過熱させ膨出・破裂の原因になる/水管を詰まらせ循環を悪くする/腐食の原因になる→スケールは硬度成分が伝熱面に固着したもの、スラッジは軟質の沈殿物。燃焼量を急激に増やさない(急激な燃焼は不同膨張により本体やれんが積みを損傷)/圧力上昇はゆるやかに/空気抜きを開けて空気を排出→点火前の点検(水位・圧力計・炉内換気=プレパージ)とセットで問われる。点火失敗時は換気してから再点火。丸ボイラー(立てボイラー・炉筒ボイラー・煙管ボイラー・炉筒煙管ボイラー)/水管ボイラー(自然循環式・強制循環式・貫流式)/鋳鉄製ボイラー→丸は低圧小容量・保有水量大、水管は高圧大容量に適する。ボイラー水は弱アルカリ性に保つ/スケール・スラッジの付着は伝熱を妨げ過熱の原因/吹出し(ブロー)で沈殿物・濃縮を排出→吹出しはボイラーを運転する前・負荷が低いときに1日1回行うのが基本。連続運転ボイラーは連続吹出し装置。空気不足・燃料と空気の混合不良等で一酸化炭素(CO)やすすが発生。適正な空気比の維持と通風の調整で完全燃焼させる→空気比が大きすぎても排ガス熱損失が増える。排ガス中のCO2・O2濃度から燃焼状態を判断する問題が定番。すべてのボイラーの取扱いができる(免許者の指揮下等の制限なく取扱作業自体は可能)。ただし取扱作業主任者になれるのは伝熱面積合計25m²未満のボイラー→取扱いと作業主任者選任の範囲を区別する。貫流ボイラーは伝熱面積を1/10で換算。水位が安全低水面以下に低下すると過熱・破裂の重大事故につながる。防止装置:低水位燃料遮断装置・低水位警報装置・自動給水調整装置→低水位に気づいたら直ちに燃料供給を止める(給水を急いで行うと急冷で危険な場合がある)。異常低水位時の対応手順が頻出。伝熱面積の合計25m²未満:二級ボイラー技士以上/25〜500m²未満:一級以上/500m²以上:特級(貫流・廃熱ボイラーは面積算定の特例あり)→「二級=25m²未満」が最頻出。小規模ボイラーはボイラー取扱技能講習修了者でも可。ボイラー運転前・運転停止時・負荷が低いときに行う(沈殿物が底部にたまっているとき)。吹出し弁の操作は1人で行い、2基以上の同時吹出しはしない→急開弁(第一弁)を先に全開し、漸開弁(第二弁)で量を調節するのが基本。蒸気ボイラー=ブルドン管式圧力計(サイホン管に水を入れて取り付け)/温水ボイラー=水高計(圧力を水頭で示す)+温度計→水高計は温水ボイラーの圧力計に相当する。サイホン管に水を入れ、ブルドン管内部が80℃以上にならないようにする/目盛盤の最大指度は最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下/最高使用圧力に赤マーク→蒸気が直接ブルドン管に入ると誤差・故障の原因になる。連絡管のコックはハンドルが管軸と平行で「開」。調整ボルトでばねを締め・緩めて吹出し圧力を設定する。安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で作動するよう調整すれば、他は最高使用圧力の3%増以下で作動するよう調整できる→吹出し圧力と吹止まり圧力の差(吹下がり)にも規定がある。1か月以内ごとに1回、定期に自主検査を行い、記録を3年間保存する(使用しない期間を除く)→検査項目はボイラー本体・燃焼装置・自動制御装置・附属装置の4区分。有効期間は原則1年。性能検査(登録性能検査機関等)に合格すると更新される。設置届は工事開始30日前までに労基署長へ→落成検査→検査証交付→毎年の性能検査、という流れで整理する。休止する場合は休止報告。フロート式(マグネットスイッチ等でフロートの上下を検出)/電極式(水の電気伝導性を利用)/熱膨張管式(コープス式)→電極式は純度の高い水では導電性が低く誤動作に注意。定期的に機能点検する。原則2個以上設置。機能試験は毎日1回以上(残圧があるうちはたき始める前、圧力がないときは圧力が上がり始めたとき)→2個の水面計の水位が異なるときは機能試験で確認する。コックは漏れ防止のためハンドルが管軸と平行で「開」。pH・酸消費量の調整(アルカリ性に保つ)/硬度成分の軟化(沈殿させてスラッジ化)/脱酸素(亜硫酸ナトリウム・ヒドラジン等)/泡立ち防止→腐食防止にはpHを弱アルカリ性に維持することが基本。逃がし管=ボイラーと高所の開放型膨張タンクを結ぶ管(途中に弁を設けない)/逃がし弁=密閉系で水の膨張分を逃がす弁。水の温度上昇による体積膨張から本体を守る→逃がし管は凍結にも注意。安全弁に相当する役割。フォトダイオードセル・硫化カドミウムセル等の光電式(フレームアイ)/火炎の導電性・整流性を利用するフレームロッド(主にガス用)→失火を検出したら燃料弁を自動遮断し、未燃ガスの爆発を防ぐ。胴内に炉筒(燃焼室)と多数の煙管を組み合わせた内だき式丸ボイラー。据付けが容易で、パッケージ形式として工場出荷され、負荷変動に強い(保有水量が多い)→圧力1MPa程度以下の暖房・産業用に広く使われる。ダンパを全開にして炉内・煙道内を換気(プレパージ)し、未燃ガスを排出してから点火する。点火は点火用火種を先に入れ、燃料弁を開く→換気不足は炉内ガス爆発の最大原因。消火後の換気はポストパージ。蒸気配管や設備にたまったドレン(凝縮水)を、蒸気を漏らさず自動的に排出する装置→ドレンがたまるとウォータハンマ(水撃作用)や伝熱不良の原因になる。放射(火炎→伝熱面:放射伝熱面)/対流(燃焼ガス→伝熱面:対流伝熱面)/伝導(金属壁内)→火炉の水冷壁は放射伝熱面、煙管・過熱器などは対流伝熱面。伝熱面積の算定はガス側の面積で行う。増やすとき=先に空気量を増やし、後から燃料を増やす/減らすとき=先に燃料を減らし、後から空気量を減らす→常に空気が燃料に対して不足しないようにし、不完全燃焼・逆火を防ぐ。遠心ポンプ(ディフューザポンプ・渦巻ポンプ)が主流。インゼクタは蒸気の噴射力を利用する予備給水用具(小容量・低圧用)→ディフューザポンプは案内羽根付きで高圧向き。給水弁と給水逆止め弁を備える。溶存酸素・二酸化炭素は腐食(点食)の原因となるため除去する。加熱脱気(脱気器で沸点近くまで加熱)・真空脱気・膜脱気・薬品による脱酸素がある→酸素による点食(ピッチング)は局部的に進行し危険。炉内換気(プレパージ)不足/点火の遅れ(燃料を先に出した)/点火用火種の火力不足/ダンパを絞りすぎて通風力不足/燃料弁を開きすぎた→逆火は炉内の未燃ガスへの引火が原因。点火手順の励行が防止策。押込通風:炉内が正圧・ファンの動力小・広く採用/誘引通風:炉内が負圧・燃焼ガスを扱うためファンが大形/平衡通風:押込+誘引の併用・炉内圧を調節可→「炉内が正圧か負圧か」で整理する。誘引はガス漏れしないが設備費・動力が大きい。蒸気ボイラーでは圧力0.1MPa以下で使用(温水ボイラーは圧力0.5MPa以下・温水温度120℃以下)。セクションを組み合わせた構造で、主に暖房用低圧ボイラーに使われる→鋳鉄は強度が低く高圧に耐えないため制限がある。セクション増減で能力調整可。
2級ボイラー技士免許試験 今年の変更点(法改正・出題範囲)→
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